ほとんどのサーバー、デバイス、サービス、プラットフォームでは、ワイルド カードサーバー証明書が利用できますが、一部、ワイルドカード証明書で使われ ている「*(アスタリスク)」が含まれたコモンネームを認識できないアプリ ケーションがあります。
以下がそのリストです。
Microsoft Office Communication Server |
Microsoft Lync Server |
Oracle Wallet Manager |
Windows Mobile 5(このバージョンのみ) |
Microsoft Outlook ※Set-Outlookプロバイダーをワイルドカード形式のホスト名(例:*.yourdomain.com)にしていない場合、RPC over HTTPでワイルドカード証明書利用不可。 |
Barracuda Spam Firewalls ※サーバー名と同一でないコモンネームは利用不可。あらかじめサーバー名をワイルドカード書式(例:*.yourdomain.com)に設定すれば利用可能。 |
LDAPS (Lightweight Directory Access Protocol) |
Active Directory |
Microsoft Exchange 2007 Service Pack 1 ※このバージョンのみ、IMAPとPOP サービスで利用不可。詳細はExchange サーバーでワイルドカードサーバ証明書を使う場合の注意事項を参照してください。 |
こうしたアプリケーションではワイルドカード形式のコモンネームの利用ができませんが、証明書内のコモンネームとSANsを入れ替える対策によって、ワイルドカード証明書の利用が可能となることもあります。
詳細については、info@rms.ne.jp までお問合せください。