Novell ConsoleOne でのサーバー証明書のインストール方法

本ページに記載されているインストール方法は、基本的な構成を元にしています。
システム環境等の設定状況により、手順や画面表示が異なることがあります。
アプリケーションやツールなどの仕様や設定手順等でご不明な点がある場合は、それらのマニュアルをご確認いただくか、開発元にご連絡ください。

※この手順によって生じた影響や結果について、弊社では一切の責任は負いかねます。

Novell ConsoleOne でのインストール手順

まず、標準形式のSSL証明書ファイルから.p7bファイルを作成します。
お送りした証明書が .p7bファイルの場合は、証明書のインストールに進んでください。

ルート証明書ファイル（TrustedRoot.crt）、中間証明書ファイル（DigiCertCA.crt）、証明書ファイル（your_domain_name.crt）を証明書をインストールするサーバーに置きます。

ルート証明書をInternet Explorerにインポート
1. ルート証明書（TrustedRoot.crt）ファイルをダブルクリックし、開いた「証明書」ウィンドウで「証明書のインストール」ボタンをクリックします。
2. 「証明書のインポートウイザード」が起動します。「証明書をすべて次のストアに配置する」を選択し、「参照」をクリックします。
3. 「信頼されたルート証明機関」を選択し、「OK」の後「次へ」->「完了」をクリックしてインポートします。

中間証明書をInternet Explorerにインポート
1. 中間証明書（DigiCertCA.crt）ファイルをダブルクリックし、開いた「証明書」ウィンドウで「証明書のインストール」ボタンをクリックします。
2. 「証明書のインポートウイザード」が起動します。「証明書をすべて次のストアに配置する」を選択し、「参照」をクリックします。
3. 「中間証明機関」を選択し、「OK」の後「次へ」->「完了」をクリックしてインポートします。
バンドル証明書の作成
1. 証明書ファイル(your_domain_name.crt)をダブルクリックします。
2. 「証明書」ウインドウで「詳細」タブを選択し、「ファイルにコピー」をクリックします。
3. 「証明書のエクスポートウイザード」が起動します。「次へ」で「エクスポートファイルの形式」画面となります。ここで「Cryptographic Message Syntax Standard – PKCS #7 証明書 (.P7B)」を選択して、「証明書のパスにある証明書を可能であればすべて含む」ボックスにチェックを入れます。「次へ」をクリックします。
4. ファイル名を指定し「次へ」をクリックします。次画面で設定内容を確認し「完了」をクリックします。これによって、3つの証明書から1つのバンドル証明書が作成されます。

ConsoleOne ->CSRを作成したオブジェクトに進みます。
「Public Key Certificate」タブで「Import」->「No Trusted Root Certificate available」と選択します。
「Next」をクリックし、サーバー証明書ファイル（.p7bファイル）をインポートします。

※’The subject name requested when the key pair was generated does not match the subject name in the certificate being stored…’という警告を受ける場合があります。
この警告を受けた場合も、まずは「OK」をクリックし、証明書をインポートしてください。
証明書の内容を確認したら、インポート完了です。

※「Validate」ボタンをクリックした際、Certificate Revocationリストの読み込みに関して警告を受ける場合がありますが、証明書のインストールには影響していません。これはConsoleOneの検証ソフト(validator)の問題と思われます。