DigiCertのSecure WiFi証明書が、Wi-Fi Allianceでのオンラインサインアップ(OSU)サーバ証明書として認定されました。
これはDigiCertのセキュリティ分野でリーダーとして活動履歴と、標準化の推進と改善活動の実績によるものです。
DigiCertのSecure WiFi証明書は、Passpoint対応機器から認識され、モバイル機器利用者がWi-Fiに接続する際、接続先サービスプロバイダに正当性があるかの確認を行います。
これは、Wi-Fi接続利用者が回線の安全性を簡単に確認し、安心して利用できることを意味します。
現在、モバイル端末機利用者が、利用したいサービスプロバイダの正当性の確認や認証を行う標準的な手法はありません。
しかし、Passpoint2の導入により、サービスプロバイダがSecure WiFi証明書を取得していれば接続しようとしているプロバイダが信用できる正当な接続先であることを確認することができます。
また、Secure WiFi証明書は利用者の端末とプロバイダのオンラインサインアップ(OSU)サーバー間のすべてのデータを暗号化します。
Passpoint2は、偽装されていない正当なサービスプロバイダを見つけて接続することを、シンプルかつ安全に実現します。
Wi-Fi Allianceは、Passpoint2の仕様の一部としてPKI技術(公開鍵暗号基盤)を採用し、サービスプロバイダが信用出来るかどうかを確認して、利用者がどのプロバイダが正当かを識別できるように設計しています。
公衆Wi-Fiのアクセスポイントを利用する際、安全性が確保されたネットワークを見つけられます。
通信がすべて暗号化されるため、詐欺・ハッキングやマルウェアソフトによる被害を減らせます。
このように、Secure WiFi証明書を使ってWi-Fi回線に接続すると、利用者は全ての点で、より快適でより安全な通信ができるようになります。
Secure WiFi証明書は、サービスプロバイダとモバイル端末機利用者の間で、オンラインサインアップ処理の間、機能します。
サービスプロバイダは、オンラインサインアップ(OSU)サーバにSecure WiFi証明書をインストールして利用します。