SNI対応のサーバーとブラウザのリスト
SNI(サーバー ネーム インディケーション)に対応しているWebサーバーとブラウザ間のでは、単一IPアドレス上の複数のドメインのそれぞれで別のSSLサーバー証明書を使ってHTTPS通信を行えます。
Webサーバー、ブラウザのどちらかがSNIに対応していない場合は、単一IPアドレス上で複数のSSLサーバー証明書を利用することはできません。
SNI対応のデスクトップ/モバイルブラウザ
SNI(サーバー ネーム インディケーション)は比較的最近追加された機能のため、すべてのブラウザに対応しているわけではありません。
以下が2014年9月1日時点でSNI (サーバー ネーム インディケーション)に対応しているブラウザのリストです。
デスクトップブラウザ
- Windows Vista以降でのInternet Explorer7以降
Windows XPではどのバージョンでも利用することはできません。
- Mozilla Firefox 2.0 以降
- Opera 8.0 (2005) 以降
TLS 1.1 を有効にしておく必要があります。
- Google Chrome
Windows Vista以降
Windows XP 上のChrome6以降
OS X 10.5.7上のChrome v5.0.342.1以降
- Safari 2.1 以降
OS X 10.5.6 以降
Windows Vista以降
モバイルブラウザ
- iOS 4. 以降でのMobile Safari
- Honeycomb (v3.x) 以降でのAndroid デフォルトブラウザ
- Windows Phone 7
SNI対応のWebサーバー
出典:ウィキペディア Server Name Indication
- Apache 2.2.12 以降 + mod_ssl もしくは mod_gnutls
- Apache Traffic Server(英語版) 3.2.0 以降
- Cherokee(英語版) (コンパイル時TLSサポートを有効にした場合)
- lighttpd 1.4.24以降 (それ以前の1.4.xはパッチ)
- Nginx と OpenSSL
- F5ネットワークス Local Traffic Manager 11.1 およびそれ以降
- Hiawtha(英語版) 8.6またはそれ以降
- LiteSpeed 4.1 およびそれ以降
- Pound 2.6 以降
- Apache Tomcat (Java 7 およびそれ以降)
- Microsoft IIS 8, 8.5
- PageKite tunneling reverse proxy
- Citrix NetScaler 9.3 以降
- Radware Alteon ADC (AlteonOS 28.1 以降)
関連情報