Tomcat での CSR
本ページに記載されているCSRの作成方法は、基本的な構成を元にしています。
システム環境等の設定状況により、手順や画面表示が異なることがあります。
アプリケーションやツールなどの仕様や設定手順等でご不明な点がある場合は、それらのマニュアルをご確認いただくか、開発元にご連絡ください。
※この手順によって生じた影響や結果について、弊社では一切の責任は負いかねます。
※2020年12月末をもって組織内の部署名(Organizational Unit Name)の運用は終了いたしました。
2021年1月以降に発行される証明書に組織内の部署名は反映されません。
※関連情報
OUフィールドの廃止に関するご案内
Tomcat での CSR 作成方法
注意**:DigiCert のSSL サーバ証明書をインストールするためには、新しいキーストアを作成する必要があります。
古いキーストアに新しい証明書をインストールしようとしても、上手く稼動しません。
古いキーストアは適宜バックアップし移動させてください。
推奨の方法
Java keytool をご利用ください。ツール右側のガイドに従って、必要事項をフォームに入力すれば、キーツールコマンドができます。作られたキーツールコマンドを shell 画面に貼り付けるだけで csr が作成されます。
伝統的な方法・ステップバイステップ
ステップA-新しいキーストアの作成
新しいキーストアファイルを作成し利用するために、キーツールコマンドを利用してください。
キーツールコマンドが認識される前に、Java/bin/ディレクトリへのパスが通っているか確認ください。
通っていない場合は、Java/bin/ディレクトリへのパスを通してください。
準備ができたら、キーストアと証明書を管理するディレクトリに移動し、以下のコマンドを入力します。
# keytool -genkey -alias server -keyalg RSA -keystore your_site_name.jks
まず、キーストアのためのパスワード設定を要求されます。続いて、組織情報入力が要求されます。
first and last name と表示されますが、姓名を入力するのではなく、サーバー証明書を使うサイトのコモンネームを入力してください (例:www.yourdomain.com)。
WildCard Plus を希望の場合は、コモンネームを「*. yourdomain.com」のような形で入力してください。
要求される情報の入力が完了したら、指示に従って「y」か「yes」を入力し、情報が正しいことを確認してください。
次にパスワードの再確認を要求されます。ここで入力するパスワードは必ず記録しておいてください。
your_site_name.jks という名前のキーストアファイルが今いるディレクトリに作成されます。
ステップB-新しいキーストアでの CSR 作成。
次に、キーストアでの CSR 作成のためキーツールを利用します。
以下のコマンドを入力してください:
# keytool -certreq -alias server -file csr.txt -keystore your_site_name.jks
先ほどのキーストアパスワードを入力し、Enterを押します。
csr.txt というCSRファイルが現在のディレクトリに作成されます。
このファイルをテキストエディターで開き、全情報(Beginタグ、Endタグを含む)をオーダーフォームの CSR 入力画面に貼り付けてください。
関連情報