Exchange2010サーバーでは新しいグラフィックインターフェース「New Exchange Certificate」ウイザードができたため、Subject Alternative Names(サブジェクトの別名)の設定がExchange 2007と比べ非常に明快になりました。
Subject Alternative Names(サブジェクトの別名)の選択ではグラフィックインターフェースにも Exchange Power Shellと同じルールが適用されます。すなわち、サーバーへのアクセスに利用される名前は全て Subject Alternative Names(サブジェクトの別名)かコモンネームに登録されなければならないということです。
コモンネームはサーバー証明書では Subject Alternative Names(サブジェクトの別名)欄にも登録されます。
利用環境によって具体的記述は異なりますが、以下がExchange2010サーバーのSubject Alternative Names(サブジェクトの別名)への登録の基本的な判別基準です。
Exchange2010サーバーにインターネットとイントラネットの両方で同一のURLでアクセスしている場合、インターネットで有効なホスト名をSubject Alternative Names(サブジェクトの別名)に登録してください。
インターネットで owa.domain.com を利用/イントラネットで owa.domain.local を利用している場合
インターネットでもイントラネットでも owa.domain.com を利用している場合
Exchange 2010「New Exchange Certificate」ウイザードを使う場合は、Exchange Configuration 下部の applicable exchange role をチェックしてください。Exchange 2010 の Subject Alternative Names(サブジェクトの別名)に登録すべきホスト名が分かります。
※表示された内容が、使用サーバーの目的を正しく反映していることを確認してください。