Amazon Web Service (AWS) のCSR作成方法
本ページに記載されているCSRの作成方法は、基本的な構成を元にしています。
システム環境等の設定状況により、手順や画面表示が異なることがあります。
アプリケーションやツールなどの仕様や設定手順等でご不明な点がある場合は、それらのマニュアルをご確認いただくか、開発元にご連絡ください。
※この手順によって生じた影響や結果について、弊社では一切の責任は負いかねます。
Amazon Web Service (AWS) で利用する証明書のファイルタイプ
Amazon Web Service (AWS) で利用する証明書のファイルタイプは、Apache などで利用する .pem 書式です。
Amazon Web Service (AWS) 用のCSR作成は、ご利用コンピュータのOpenSSLを使って行います。
Amazon Web Service (AWS) 向けのCSRの作成手順
利用中のコンピュータでOpenSSLコマンドを使用しCSRを作成します。
Amazon Web Service(AWS)で利用する秘密鍵もCSRと同時に作成されますので、安全性が確保されたコンピュータで作業してください。
CSR作成に必要な情報の準備
CSR作成には以下の情報が必要になりますので、あらかじめご用意ください。
国名 (Country Name)
– 法人の登記国名を記載します。日本の場合は JP です。
都道府県名 (State or Province Name)
– 法人の登記簿謄本に記載された都道府県名をローマ字で記載します。
法人所在地 (Locality Name)
– 法人の登記簿謄本に記載された都市名をローマ字で記載します。
法人名 (Organization Name)
– 法人名を英文で記載します。Whoisの登録と合致させてください。
部署名 (Organizational Unit Name)
– 部署名を英文で記載します。空でもかまいません。
コモンネーム (Common Name)
– サーバー証明書の対象となるホスト名です。SSL Plus では www.digicert.ne.jp のように記載してください。
※ ワイルドカードの場合は *.digicert.ne.jp のように記載します。
上記のような記載方法で、SSL Plus と WildCard Plus どちらの場合でも、ホスト名(FQDN)とドメイン名の両方で利用できます。例:/ と https://digicert.ne.jp/ の両方で利用可能
※2020年12月末をもって組織内の部署名(Organizational Unit Name)の運用は終了いたしました。
2021年1月以降に発行される証明書に組織内の部署名は反映されません。
※関連情報
OUフィールドの廃止に関するご案内
OpenSSLの準備
Unix系OS、Mac OSでは、標準でOpenSSLコマンドが使えるはずです。
WindowsでOpenSSLがインストールされていない場合は、「Windows で opensslを使う」 を参照し、OpenSSLをインストールしてください。
CSR 作成
Unix系OS、Windows OSの場合
利用中のコンピュータが Unix系OSあるいはWindows OSの場合、以下の手順でCSRを作成します。
ウイザードで openssl用のコマンドを作る
ウイザード に必要事項を入力すれば、openssl用のコマンドを作ることができます。
コマンドを実行する
利用中のコンピュータのコマンドプロンプト(Windows)あるいは shell画面(Unix系OS)にウイザードで得られたコマンドを貼り付け実行します。
コマンド実行は、実行ユーザーに書き込み権限のあるディレクトリで行ってください。
Mac OS Xの場合
Mac OS X ApacheでのCSR作成方法 を参照してCSRを作成してください。
CSRと秘密鍵ファイルの確認と秘密鍵ファイルの保存
コマンドを実行したディレクトリにCSRファイル({common_name}.csr)と秘密鍵ファイル({common_name}.key)が作成されます({common_name}はサーバー証明書の対象となるホスト名です)。
両ファイルとも標準テキストエディタで開くことができます。
秘密鍵{common_name}.keyファイルは第三者に閲覧できないようにして保存ください。
CSRファイル({common_name}.csr)
—–BEGIN NEW CERTIFICATE REQUEST—–で始まり—–END NEW CERTIFICATE REQUEST—–で終わっているファイル
秘密鍵ファイル({common_name}.key)
—–BEGIN NEW PRIVATE KEY—–で始まり—–END NEW PRIVATE KEY—–で終わっているファイル
※ {NEW}は含まれないこともあります。
証明書のオーダー
CSRファイル({common_name}.csr)をテキストエディターで開き、BEGINタグからENDタグまでを含むすべてをコピーし、オーダフォームの CSR 入力画面に貼り付けてください。
「サーバーの種類」ではApacheを選択してください。
関連情報