2013年6月21日に公表された「米国のFATCA(Foreign Account Tax Compliance Act 外国口座税務コンプライアンス法)実施円滑化等のための日米当局の相互協力・理解に関する声明」により、銀行等の預金機関・証券会社等・顧客資産を預かる保管機関・他人のために金融資産の運用管理等を行う投資事業体・一定の保険会社は、米国外に居住する米国人の金融口座の情報をIRS(アメリカ合衆国内国歳入庁)へ報告することが義務付けられています。
IRSへの報告は、原則的にIDES(International Data Exchange Service:国際的なデータ交換サービス)というアプリケーションを利用した電子報告を行います。
IDESでの電子報告に際して、各金融機関はIRSが承認した認証局が発行した有効なデジタル証明書(SSLサーバ証明書)を取得する必要があります。
IRSへ提出する電子データの作成後、デジタル証明書の公開鍵と関連付けられた秘密鍵によって電子データを暗号化します。
また、送信時にはIDESによって送信経路の暗号化が行われます。
ファイルの暗号化と通信の暗号化という2段階の暗号化によって、機密性の高い税務情報の保護が図られています。
DigiCertはIRSが承認した認証局です。IDESユーザーガイドに記載のある「Standard SSL(SSL Plus)」と「EV SSL Plus」はこの届出での利用に対応しています。
デジタル証明書の取得に関しては、弊社にてサポートします。
デジタル証明書の取得以外の、IRSへのデータ提出に関する各種手続きについては、以下の「International Data Exchange Services(IDES)ユーザーガイド」をご参照ください。
DigiCert SSL証明書を取得時する際には、「CSR(証明書要求)ファイル」を作成していただく必要があります。
CSR作成時に指定するコモンネームは、自社が所有するドメイン名を含めたFQDNを指定してください。
また、通常はSSL証明書を設置するサーバーでCSRを作成しますが、CSR作成を行えるサーバー環境がない場合は、PC端末でその作業を行うことも可能です。
PCでCSRを作成する方法については、以下のリンク先をご覧ください。
一般的なCSR作成方法は以下のリンク先をご確認ください。
※CSR作成についてのご相談を承ります。
以下のメールアドレス宛にお気軽にご連絡ください。
CSR作成についてのご相談:info@rms.ne.jp
DigiCertの日本正規代理店であるソフィア総合研究所株式会社が、申請からサーバー証明書取得までの手続きを代行しますので安心してお任せください。
全ての手順が最短で行われた場合、オーダーから3日程度で利用を開始できます(EV製品を除く)。
証明書の費用、取得前の準備に関しては以下の各リンク先をご確認ください。
本件に関しご不明な点がございましたら、以下の連絡先へお問合せください。